中山美穂さんの突然の訃報にファンはもちろん、多くの芸能人たちからも驚きの声があがりました。
アイドルとして、女優として多くの世代から愛され続けていた彼女。
そんな中山美穂さんが、享年54歳という若さでこの世を去った死因とは、どのようなものだったのでしょうか。
この記事では、中山美穂さんの死の真相に迫っていきます。
中山美穂さんの死因は?不慮の事故の真相
中山美穂さんの訃報は死去当日の2024年12月6日、所属事務所であるビッグアップルより発表されました。
発見時はお湯が張られた状態の浴槽内で、座った状態でした。
解剖の結果、明らかな外傷はなく事件性はないとのことです。
ご遺体などの状況から、入浴中に起こった不慮の事故により、溺死したとみられています。
本人と連絡が取れないという、事務所関係者からの連絡で駆け付けた医師により、その場で死亡が確認されました。
死亡推定時刻は6日の午前3〜5時の間とみられています。
中山美穂さんの死因「ヒートショック」とは
中山美穂さんの死因である「ヒートショック」は、誰しもが日常生活の中で起こる可能性があります。
ヒートショックとは寒い時期の入浴など、気温が低い状況で肌の露出が多くなる際に起こりやすい症状です。
急激な温度変化により血圧が大きく変動することで、眩暈や立ち眩みのほか、心筋梗塞や脳梗塞や失神など様々な症状が現れます。
高齢者や高血圧の人、生活習慣病の持病がある人はヒートショックになりやすいといわれています。
また、一番風呂や熱い風呂が好きな人も温度変化が大きくなりやすいため、ヒートショックに要注意。
温度変化が大きくならないよう浴室や脱衣所を温める、設定温度を41℃以下にするなどの工夫でヒートショック対策が可能です。
中山美穂さんの死因「ヒートショック」以外に考えられる理由
中山美穂さんの所属事務所による発表では「不慮の事故」と説明したのみで、具体的な原因は発表されていません。
入浴中の事故ということでヒートショックが原因と多く報道されていますが、専門家によるとヒートショックの可能性は低いとの意見も。
ヒートショック以外に考えられるものとしては、入浴中に深い睡眠に陥った、または持病の発作により溺死したなどの理由が挙げられます。
また、熱いお湯に長時間浸かることで熱中症を引き起こし、意識不明の状態になったという意見も。
いずれにせよ、外傷はなく事件性はないものの、入浴中にはヒートショック以外にも様々な危険が潜んでいるのです。
中山美穂さんとはどんな人物?
入浴中の事故によりこの世を去ってしまった中山美穂さん。
そんな彼女はどのような人物だったのでしょうか。
中山美穂さんは13歳の頃に原宿でスカウトされたことがきっかけで、アイドルとしてデビューしました。
「ミポリン」の愛称で親しまれ、デビューシングル曲「C」は、ドラマ「夏・体験物語」の主題歌に起用されるなど大ヒットを博しています。
1985年1月8日にTBS系ドラマ「毎度おさわがせします」で女優としてデビューした後は、アイドル歌手はもちろん、女優としても活躍。
「ママはアイドル!」「君の瞳に恋してる!」「すてきな片想い」などの作品で主演を務め、2025年1月放送のドラマにも出演予定であったりと、現在でも女優として活躍されています。
アーティスト活動も積極的に行っており、2024年には全国ツアーを開催していた彼女は、現在も女優兼アーティストとして多くのファンに愛されています。