観光地や繁華街に行った際、人が多すぎて「すぐ疲れちゃう…」「人混みが苦手…」と、思ったことがある人は多いですよね。
「何か特別な理由があるのかな?」と、悩む人もいるでしょう。
実は、そう感じるのは、スピリチュアルな理由があるからと考えられます。
今回は、人混みが苦手・疲れる理由を解説するので、日々悩んでいる人は参考にしてください。
人混みが苦手・疲れる人のスピリチュアルな理由は?
まずは、なぜ苦手・疲れると感じるのか理由を見ていきましょう。
魂が共鳴する人だけで十分だから
人混みが苦手・疲れるのは、魂が共鳴する人だけで十分と考えているからでしょう。
魂の共鳴とは、異性・同性関係なく無意識のうちに惹かれ合うこと。
いわゆる、ソウルメイトと呼ばれる存在で、出会うと温かさを感じるといわれています。
つまり、お互いのもつエネルギーの交流を通し、魂レベルでの強い結びつきを望んでいるということ。
人混みを構成するその他大勢よりも「この人だ!」と、思える人との繋がりだけでいいと感じる人は、人混みが苦手な傾向にあります。
霊感が強く他人のエネルギーに影響されやすいから
人混みが苦手・疲れるのは、霊感が強く他人のエネルギーに影響されやすいからといえます。
霊感が強いとは、いわゆる幽霊が見えることではなく、何に対しても鋭敏ということです。
人間や動物のもつ感情・エネルギーなど、視覚化できないものを見て・感じることができる人のことをいいます。
そのような人は、ポジティブなエネルギーはもちろんですが、ネガティブなエネルギーも受信しやすいです。
ずっと影響を受けている状態のため、人混みにいくと疲れてしまいます。
他人の邪気を近づけたくないから
人混みが苦手・疲れるのは、他人の邪気を近づけたくないと思っているからでしょう。
邪気とは、簡単にいえば周囲に害を及ぼす悪いエネルギーのこと。
恨み・妬み・怒り・悲しみ・不平などといった、いわゆる否定的な感情のことをいいます。
人混みにいくと、誰もがさまざまな感情を抱えていますよね。
うれしい・楽しい・幸せなどのポジティブなものもあれば、先ほど挙げた否定的なものもたくさん。
そのような場所にいると、自分のエネルギーまで悪影響を受け清浄でなくなります。
邪気を寄せ付けたくないため、人混みにいくと疲れるのでしょう。
人混みが苦手・疲れる人のスピリチュアル的な悪い兆候とは?
人混みが苦手・疲れると感じるのは、誰にでもあることで、決してマイノリティではありません。
実際、己の本質と向き合い、直観力や対話力が育まれるなど、人混みにいることでプラスに作用することもあります。
ただ、その一方で、いくつかの悪い兆候があるのも事実です。
エネルギーがアンバランス
人混みが苦手・疲れるのは、エネルギーがアンバランスな状態なのかもしれません。
本来、人間がもつエネルギーは穏やかで、体内を流れる血液のように、全身をぐるぐると巡っています。
そして、他者との交流において、エネルギー交換をすることで愛したり、仲良くなったりするのです。
しかし、人が大勢いる場所では、必ずしも全員のエネルギーが安定しているとはかぎりません。
荒波のように乱高下している人もいれば、流れが停滞している人も。
つまり、人混みが苦手と感じるのは、自分と他人のエネルギーの調和が乱れているからといえます。
孤独を感じる
人混みが苦手・疲れるのは、孤独を感じているからと考えられます。
ひとりでいることは、決して悪いことではないですし、一匹狼でいたいという人も多いです。
むしろ、ひとりのほうが気を遣わなくていいと考える人もいます。
しかし、そもそも人間は他者との対話を通じ、協調性や礼儀などの社会性を学ぶ社交的な動物です。
そのため、多くの人たちとの繋がりがあってこそ、人の輪が広がります。
一方、人混みが苦手と感じるのは、そうした人間関係が放つエネルギーを過剰だと思っているからでしょう。
孤独感が増しているという悪い兆候かもしれません。
人混みが苦手・疲れる人のスピリチュアルな対策は?
人混みが苦手・疲れるといっても、隔絶された生活を送るわけにはいきません。
私たちは社交的な生き物ですから、狭くてもいいので人と繋がることが大事です。
そのため、どうしても苦手という人は、いくつかの対策を実践してみてください。
習慣化すれば、人混みによる負担が軽減されるはずです。
自然からエネルギーをもらう
人混みが苦手・疲れるのなら、自然からエネルギーをもらいましょう。
たとえば、川のせせらぎを聴いたり、森林浴をしたりなどです。
ほかにも、海・湖・山など、自分が行きたいと思う場所に足を運んでみてください。
自然の力が疲れたエネルギーを癒し、さらに新鮮なエネルギーを吸収できます。
もし、人混みを克服したいと思う人は、自然に触れる習慣を取り入れてみましょう。
瞑想する
ふと、人混みに疲れたと感じたのなら、瞑想するのもおすすめです。
雑踏の中にいると、どうしても心が落ち着かないですよね。
とくに、他人の感情やエネルギーをダイレクトに受けやすい人は、どっと疲れが押し寄せるでしょう。
そのようなときは、瞑想して心のざわつきを鎮めましょう。
やり方は、リラックスした状態で目を瞑り深呼吸するだけです。
吸って吐いてに意識を向けることで、自然と雑念を追い払えます。
落ち着きが実感できたのなら、人混みで疲れてもエネルギーを安定させることができるはずです。
どんな感情でもコントロールする
人混みが苦手・疲れるのなら、どんな感情もコントロールできるようになりましょう。
感受性が豊かなのは、その人の本質なため、根本からどうにかすることはできません。
しかし、逆手に取ることはできます。
「敏感だから無理…」ではなく「どんな感情も受け入れる!」と考えれば、たとえ周囲がネガティブな感情に満ちていても、心の負担は軽くなるはず。
ここで大事なのは、受け入れた感情を留めないことです。
話を聞き流すように、感情も右から左へ流すことでコントロールできるようになります。
他人の感情に一喜一憂する必要はないので、さまざまな感情とうまく向き合っていきましょう。
人混みに行かない
人混みが苦手・疲れるという人は、できるだけ人の多い場所に行かないという方法もあります。
とはいえ、通勤・通学で電車やバスを使っていると、どうしても避けられませんよね。
せっかくの休日に、どこかへ出かけたいと思う人もいるはずです。
そのような場合は、人混みにいる時間が短くて済むよう策を講じることが大事。
たとえば、普段は行かないマイナーな観光地へ行ったり、座席指定の電車に乗ったりなどです。
ほかにも、可能であればマイカー通勤や、アプリで混雑状況を確認することもできますよ。
長時間を避けることで、エネルギーがすぐに疲れるのを予防できます。
人混みが苦手・疲れる心理的な意味は?
人混みが苦手・疲れるのは、スピリチュアルな理由だけではありません。
実は、以下のような心理的な要因もあると考えられます。
HSPの可能性がある
人混みが苦手・疲れるのは、HSPの可能性があります。
HSPとは、Highly Sensitive Person(ハイリーセンシティブパーソン)の略で、感覚が鋭敏な人という意味です。
彼らの特徴は、あらゆる刺激を受けやすいこと。
そのため、他人の感情だけでなく、匂い・音・光・微妙な表情の変化・視線などにも人一倍反応します。
映画や小説では感情移入しやすく、自分のことではないのに思い悩んだり、ショックを受けたりすることも。
ただし、HSPは決して病気ではありません。
疾患として報告されているのではなく、生まれたときに授かった一種の能力のようなもの。
そのため、無理に治そうとする必要はありませんし、マイノリティだと悲観的にならなくてもいいのです。
大切なのは、どうすればHSPとうまく向き合えるかということ。
もし、生きづらさを感じたのなら、刺激の少ない環境に身を置くのもひとつの方法です。
エンパスかもしれない
人混みが苦手・疲れるのは、エンパス体質だからかもしれません。
エンパスとは、感情移入・共感を意味するempathy(エンパシー)からきている言葉で、共感力、いわゆる他人の気持ちに寄り添う能力が高い人のことです。
他人の感情を深く理解し、自分も同じように感じる、繊細な気質の持ち主といえます。
HSPと似ていますが、まったく同じではありません。
なぜなら、エンパスはスピリチュアル的なことにも敏感だからです。
HSPは、自分がいる環境や目に見える感情に反応しますが、エンパスは視覚化できないエネルギーやオーラにまで刺激を受けます。
HSPも感情移入しますが、エンパスほどつらさや悲しみを自分ごとのように感じたりはしません。
人混みが苦手・疲れるのは人の感情や邪気を受信しやすいから!対策して穏やかに過ごそう
人混みが苦手・疲れるのは、往々にして誰にでもあることです。
とはいえ、人一倍そう感じるのは、霊感が強かったり、他人の邪気を近づけたくなかったりと、スピリチュアルな理由が考えられます。
しかし、いずれにしても悪いことではありません。
一種の能力ですから、対策すればうまく付き合っていけるはずです。
たとえば、瞑想したり、都会の喧騒から離れ自然に触れたりなど。
人の感情を受信しやすい気質だと理解することで、人混みにいても穏やかに過ごせるでしょう。