「クレヨンしんちゃん」といえば、大人も子供も楽しめる国民的アニメ作品です。
幼稚園児と周囲の人々が描くコミカルな日常は、ほっとできる安心感や感動を与えてくれます。
そんなクレヨンしんちゃんは、漫画家・臼井儀人さんによって生み出されました。
この記事では、臼井儀人さんの人物像や、亡くなった原因などを解説します。
臼井儀人のお墓はどこ?
臼井儀人さんのお墓がある場所は、公式に発表されていません。
ちなみに、葬儀は2009年9月23日に埼玉県春日部市内の葬儀場にて、関係者のみの密葬として行われました。
臼井儀人ってどんな人?
出身地 | 静岡県静岡市葵区 |
生年月日 | 1958年4月21日 |
命日 | 2009年9月11日 |
享年 | 51歳 |
戒名 | 不明 |
臼井儀人さんは、埼玉県春日部市の漫画家です。
代表作品は「クレヨンしんちゃん」で、作品内の舞台も本人との馴染が深い埼玉県春日部市となっています。
臼井儀人さんは1958年に静岡県静岡市で生まれてから、埼玉県春日部市に転居し、1977年に埼玉県春日部工業高等学校を卒業します。
その後、1979年に広告系の会社に入社しPOP作成などを担当しながら漫画家としてデビューしました。
1990年8月に「週刊Weekly漫画アクション」で連載を始めた「クレヨンしんちゃん」はその2年後、テレビ朝日系列でアニメ化。
また、その翌年にはアニメ映画化され、爆発的な社会現象を引き起こします。
その後も連載や映画化が続き「クレヨンしんちゃん」は長く老若男女に愛される作品となりました。
そんな臼井儀人さんは、生前から「漫画家は謎めいていた方が良い」「自分は面白みがないから読者がっかりしてしまう」などの理由で、顔出しをしない漫画家として活動していました。
人前に出ることを好まないミステリアスな臼井儀人さんですが、彼を知る人々は「真面目で常識的」「感じがいい人」「作家らしくない普通の人」といった印象を抱いていたようです。
臼井儀人の死因・最期
臼井儀人さんの死因は、日帰り登山時の転落事故です。
臼井儀人さんは2009年9月11日に妙義荒船佐久高原国定公園の荒船山に日帰り登山に出かけましたが、翌朝になっても帰宅せず捜索願が出されました。
大々的にテレビ報道などがおこなわれる中、臼井儀人さんが発見されたのは9月19日。
荒船山の岩壁付近で、およそ120メートルの崖下に転落している男性が見つかり、救急隊によって病院に搬送されます。
検死の結果、臼井儀人さんの死因は全身強打による肺挫傷で、11日午後に死亡したと推定されました。
現場は事故例がない場所だったため、事件性があるのではと考えられましたが、遺されたデジタルカメラの映像から「写真を撮っているときに誤って滑落したのでは」と報じられています。
【この記事の要約】
- 臼井儀人さんは埼玉県春日部市で育った漫画家
- 代表作品の「クレヨンしんちゃん」は社会現象を巻き起こした人気作品
- 臼井儀人さんは荒船山での滑落事故によって51歳の生涯を終えた