安倍晋三のお墓はどこ？場所・住所・行き方を紹介

この記事で分かること

安倍晋三のお墓はどこ？

所在地	安倍家の墓所
住所	山口県長門市油谷蔵小田渡場1160

安倍晋三さんの墓は、山口県長門市油谷の「安倍家墓所」にあります。

安倍家代々の墓にて、父である安倍晋太郎さんとともに、静かに眠りについているそうです。

生前、山口県入りした際に、安倍さんと昭恵夫人が墓参りに訪れていた様子が報道によって公開されたこともありますね。

一般人でもお参りは可能で、記帳所もあるとのこと。

安倍晋三さんの早すぎる死を悼む人々が、今も全国から訪れています。

日本の政治家である安倍晋三さんは、「アベノミクス」や「タカ派外交」で名高い人物で、日本の憲政史上最長の在任日数を誇る内閣総理大臣としても知られています。

安倍は、毎日新聞の記者だった安倍晋太郎さんの次男として誕生しました。

彼を取り巻く一族の経歴は非常に華やかで、岸信介さんや佐藤栄作さんなどの総理大臣経験者がいるほか、1958年には父・晋太郎さんも第28回衆議院議員総選挙で初当選を果たしています。

一方、「将来の夢は野球選手」と話していた安倍は、小学校から成蹊学園に入り、そのまま進学して、1977年には成蹊大学法学部経済学科を卒業しています。

株式会社神戸製鋼所でのサラリーマン生活ののち、1982年には外務大臣だった父の秘書官になり、経験を積みました。

その後、父の地盤を継ぐ形で、1993年の第40回衆議院議員総選挙に当選して、政界進出を果たしたのです。

自由民主党幹事長、自由民主党幹事長代理、党改革推進本部長、内閣官房長官を経て、2006年に第90代内閣総理大臣に就任しました。

このときの任期は1年余りと短命政権に終わりましたが、2012年に第96代内閣総理大臣として再び就任すると、第97代、第98代の総理大臣を歴任。

連続在任日数・2822日（通算では3188日）を記録しました。

第二次内閣では、金融緩和、財政出動、成長戦略の3本の矢を基本政策とする「アベノミクス」を強く推し進めたことで知られています。

また「タカ派外交」をつらぬき、諸外国と対等なパートナーシップを結ぶことにも尽力しました。

安全保障関連法を制定して、集団的自衛権の限定行使を可能にするなど、ナショナリストの一面が強い人物ともいえます。

健康上の理由で2020年に内閣総理大臣を辞任しました。

2022年7月8日、安倍晋三さんは演説中に銃撃されて、67歳でその生涯を閉じました。

第26回参議院議員通常選挙のため、奈良県奈良市の大和西大寺駅前で街頭演説をしていたところ、安倍さんは背後から銃撃を受けたのです。

犯人は当時41歳だった山上徹也で、阿部の殺害のために作った手製の銃を所持しており、演説中に2発の銃弾を打ち込みました。

そのうちの2発目が安倍の首に命中して、それが致命傷となったのです。

出血多量によって心肺停止に陥った安倍さんは、すぐさま病院に運ばれたものの、そのまま帰らぬ人となりました。

まだまだ政界での活躍が期待されていた安倍晋三さんでしたが、凶弾に倒れて、政治家としての人生に終止符を打ちました。

安倍晋三さんの葬儀は、2022年7月12日、東京都港区の増上寺にて、関係者だけで葬儀が行われました。

弔問を求める声が国内外で多く上がり、当時の内閣総理大臣だった岸田文雄さんが国葬を決め、2022年9月27日に日本武道館において「故安倍晋三国葬儀」を執り行う運びとなりました。

当日は、19発もの弔砲が発射され、陸上自衛隊中央音楽隊が演奏する「悲しみの譜」が流れる中、昭恵夫人によって遺骨が運ばれたのです。

続いて、国歌演奏、黙とう、生前のお姿の映写などがあり、参列者が安倍の死を悼みました。

追悼の辞は、葬儀委員長である岸田をはじめ、衆議院議長、参議院議長、最高裁判所長官、菅義偉さんによって行われました。

その後、7人の皇族による御供花、主だった参列者による献花が成されたのです。

儀仗隊の弔銃が響きわたる中、安倍の遺骨は兄・寛信さんの手によって、自宅へと運ばれました。

国葬にあわせて行われた一般献花に多くの人が訪れたため、急遽予定時間を3時間延長したといいます。

国葬以外にも、慰霊祭や追悼行事が多く執り行われており、安倍晋三さんを惜しむ声は今も絶えません。