シューベルトのお墓はどこ？場所や埋葬地への行き方を紹介

シューベルトはオーストリアの作曲家。

「魔王」や「冬の旅」をはじめ、生涯を通して600曲以上もの楽曲を作成したとされています。

この記事では、シューベルトのお墓の場所や、どのような最期だったのかについてお伝えしますよ。

この記事で分かること

シューベルトのお墓はどこ？

所在地	ウィーン中央墓地
住所	Simmeringer Hauptstraße 234, 1110 Wien, オーストリア

シューベルトのお墓は、オーストリアのウィーンにある「ウィーン中央墓地」にあります。

ウィーン中央墓地は埋葬数が世界最大規模であり、シューベルトのお墓の隣にはベートーベンのお墓があるのです。

これは、シューベルトの意を酌んだ兄フェルディナントの厚意であったとされています。

先述した通り、シューベルトは生涯を通して600を超える楽曲を制作しており、このことから「歌曲王」と呼ばれています。

中でも有名なのが「魔王」で、同時代の文豪であるゲーテの詩に感銘を受けた18歳のシューベルトが制作した名曲です。

若い頃からその才能を発揮し、亡くなる直前まで楽曲制作に専念していました。

没後、シューベルトの研究が進むにつれてさらなる脚光を浴び、現代でも偉大な音楽家として知られるようになったのです。

シューベルトは1828年11月19日に31歳という若さで亡くなります。

死因は病死ですが、具体的な病名はわかっていません。

しかし、飲み食いしてもすぐに吐いてしまい、高熱に浮かされるほどの重病だったようです。

シューベルトの死後、彼の意を酌んだ兄フェルディナントの厚意により、シューベルトの遺体はベートーベンの墓の隣に埋葬されました。

後世に語り継がれるほどの才能が若くして失われたのは残念なことですが、シューベルトの音楽は今もなお多くの人に愛され続けています。