「薬屋のひとりごと」名言15選!猫猫や壬氏たちが紡ぐ宮廷ミステリーの名セリフ

薬屋のひとりごと 名言

「薬屋のひとりごと」は、薬屋の娘が薬学・医学の知識を活かしながらさまざまな事件を解決する謎解きミステリー

2017年に漫画化、2023年にはアニメ化されるなど、話題沸騰中の作品です。

今回はそんな「薬屋のひとりごと」の名ゼリフを紹介します。

薬屋のひとりごと名言&セリフ丨猫猫(マオマオ)

まずは主人公・猫猫(マオマオ)の名言&セリフを5つピックアップ。

達観した性格から生み出される言葉の数々は、とても心に響くものが多いです。

立ち振る舞いや自身のあり方に悩んでいる人は、ぜひチェックしてみてください。

世の中は無知のふりをしていた方が立ち回りやすい。

「誰かに認められたい」と思う人は少なくないはず。

しかし、能力があると知られればさまざまなことを頼まれたり、出世すれば立場を気にして動きにくくなったりと、不自由も増えてくるものです。

そこで響くのが、猫猫のこのセリフ。

無知であることをアピールすれば認められるチャンスは減るもののその分身軽になります

しかも無知な「ふり」をしているだけで実際は豊富な知識を持ち合わせているため、自分の思うままに行動できるでしょう。

肩書に捉われない大切さを教えてくれます。

化粧は綺麗にするだけのものではありません。

こちらは自分をあえて醜く見せる化粧を施していた猫猫が発したセリフですが、この発言にはストーリーに関係なく奥深いものがあります。

確かに「化粧」という言葉は見た目をより美しく、または可愛らしく見せるためのものというイメージが強いかもしれません。

しかし、中には気持ちを引き締めるためにメイクをしたり、気分を変えるためにメイクを変えたりする人もいるでしょう。

つまり化粧は見た目だけでなく心を整えるものでもあるということ。

男女問わず、化粧がどれほど大切なものかを教えてくれる発言と言えるでしょう。

美しい花も、いつかは萎れる。

こちらは老いを感じた時や失恋をした時など、受け入れ難いことに直面した時に思い出したい言葉です。

美しい花もいつかは萎れるように、物事には必ず終わりが来るもの。

去り行くもの・終わり行くものに執着せず「静かに見送ろう」という気持ちになれます。

同時に、何かを手放したことによって「また新たなものに出会えそう」という希望も感じられるでしょう。

言いたいことははっきり言ってくれないとわからない。

人間関係において、一度は猫猫のこのセリフと同じことを感じた人もいるはず。

他人に対し「なんでわかってくれないの?」とイライラすることもあるでしょう。

しかし、もしかするとそれは自分がはっきり伝えていないからかもしれません。

わかり合えない相手を責める前に、今一度自分の振る舞いに問題はないかを考えさせられる名ゼリフと言えるでしょう。

聞こえてますよ。聞こうとしないだけで。

こちらは周りを気にしすぎる人に届いてほしい名言です。

「あの人はどう思っているだろう」と気にしすぎると、本当に自分のやりたいことはできなくなってしまうもの。

そしてそのままでは、心が苦しくなっていくだけです。

この猫猫のセリフはそんな人に対し、あえて「聞かない」という選択肢があることを教えてくれます。

また、このセリフは完全に相手を無視しているわけではないところがポイント。

とやかく言ってくる人がいたら突っぱねず、聞いているふりをするだけでも良いのではないでしょうか。

薬屋のひとりごと名言&セリフ丨壬氏(ジンシ)

続いては猫猫が働く後宮の宦官・壬氏(ジンシ)の名言&セリフを紹介します。

麗しい見た目や甘い声も魅力的ですが、その発言もまた魅力的。

特に、部下や後輩の指導にあたることが多い人は必見です。

強い者が勝つのではない。勝った者が強いのだ。

「強い相手だから負けてしまうかもしれない」と思ったことはありませんか?

そんな時に思い出したいのが、壬氏のこの言葉です。

強いから勝つのではなく、勝ったから強い。

逆にいえば弱いから負けるのではなく、負けたから弱い。

現在の優劣に関係なく「自分には十分に可能性がある」と思わせてくれます。

ぜひ、試合や大切なプレゼンの前などに思い出して、自分や周りの人を鼓舞してください

策を張り巡らせるのは、駒ではなく盤を動かす者だ。

こちらは後宮で大きな権力を持つ壬氏ならではの言葉。

上に立つ人は、全体を俯瞰する力が必要であることを教えてくれます。

また、このセリフをさらに深掘りすると、物事が上手くいくのもそうでないのも策を講じた上に立つ人物に原因があるというメッセージも感じられます。

部下や後輩に「お前は駒となって働け」と命じる言葉ではなく「どうか自分についてきてほしい」という思いが込められた言葉であると言えるでしょう。

‪何だ?何でも言ってみろ‬

こちらは壬氏が猫猫に対して発したセリフです。

少々口は悪いものの、上司や先輩から言われたら「頼りになる」と思う人は少なくないはず。

困っている人がいたら「何かあった?何でも話してね」と、壬氏のように言葉をかけてあげるのも良いかもしれません。

また、そこで何を言われても動じず、すぐにその人をサポートできるように、日々自分のスキルを磨いておきましょう

悪いな‬管理が行き届いてなくて‬…申し訳なかった‬

自分に非があるとわかっていても、素直に認められない人は少なくないもの。

そんな中、一定以上の立場でありながら素直に非を認めて謝罪をする壬氏は、非常に魅力的な存在と言えるでしょう。

また、単に謝罪するだけではなく「管理が行き届いてなくて悪かった」と何が悪かったのかを具体的に述べているところもスマートです。

もし自分が原因で部下や後輩、または友人との間にトラブルが発生した場合は、壬氏を見習って謝罪してみてください。

正しいかどうかは関係ない

こちらは倫理観を問われる名ゼリフ。

仮に正しい行動であったとしても、その行動によって誰かに迷惑をかけたり、他の誰かが傷ついたりすることがあるかもしれません。

だからと言って正しくない行動をすると、今度は自分が不利になったり、何らかの被害を被ったりする可能性もあります。

どちらが正解か答えはありませんが、自分に不利益があっても他人の利益を優先した時、この名ゼリフが生まれるのではないでしょうか。

薬屋のひとりごと名言&セリフ丨その他キャラクター

「薬屋のひとりごと」は、猫猫と壬氏を取り囲む登場人物たちも非常に個性的

キャラが際立っているからこそ、どの登場人物も発言に深みがあります。

最後に猫猫・壬氏以外のキャラクターの名言&セリフを紹介します。

無知は罪ですね。

こちらは上級四妃の一人・玉葉妃(ギョクヨウヒ)のセリフ。

おしろいに毒が含まれていることを知らずに使用したことで、自分や子供に悪影響を与えそうになった時に発した言葉です。

世の中には知らないほうが良いこともありますが、無知は時に自分自身や大切な人を危険に晒してしまうこともあります。

無関心でいることの危うさ勉強することの大切さを教えてくれる言葉と言えるでしょう。

憶測でものを言っちゃいけないよ。

日々の発言を省みるきっかけになるのが、猫猫の養父にあたる漢羅門(カンルォメン)によるこちらのセリフです。

時に「〜かもしれない」という憶測の話を誰かに話したくなることもあるでしょう。

特にSNSで気軽に発信できる今の時代は、裏付けのない憶測が投稿されることも多いです。

しかしそれが事実でなかった場合、誰かを傷つける可能性があります。

自分の発言に責任を持てるかこのセリフで問いかける習慣をつけると良いかもしれません。

牡丹と桔梗どちらが美しいかは、決めつけるものでは無いと思います。

こちらは自分を否定された時に思い出したい名ゼリフです。

作品の中では美しさを牡丹と桔梗の2つにたとえていますが、実はさまざまなシーンにあてはまります。

たとえば自分の夢を否定された時。

「〇〇と〇〇、どちらを目指すのが正解かは決めつけるものでは無い」と置き換えて、自分を励ますことができるでしょう。

また、容姿に自信が持てない時も「〇〇な人と〇〇な人どちらが美しいかは、決めつけるものではない」と思えば気持ちを強く持てます。

自分に自信が持てない人は、ぜひ胸に刻んでください。

お客とはいえ、主導権を握られてはだめよ

こちらは高級妓楼の妓女・白鈴(パイリン)の言葉です。

自分の職業や相手との関係によっては下手に出ることも必要ですが、それは主導権を相手に渡すことではありません。

自分の意思を犠牲にしては、成すべきことも成し遂げられなくなります。

相手を敬う気持ちや丁寧な姿勢はしっかり心がけながらも、自分の意思は曲げず主導権はこちらが握ることの大切さです。

接客業に従事している人は、この言葉を胸に仕事に取り組んでみてはいかがでしょうか。

目をきらきらさせておきなさい。絶望だけはしてはいけない。ずっと笑顔を絶やさずに生きなさい

玉葉妃の父・玉袁(ギョクエン)の名ゼリフ。

嫌なことや困難に直面した時、つい必要以上にネガティブな気持ちになる人は多いはず。

しかしこの言葉は、絶望に浸っていると幸せには出会えないこと逆に絶望の中でも目を輝かせ笑顔でいればいつか幸せに出会えることを教えてくれます。

「もう立ち直れない…」と思った時、ぜひこの名ゼリフを思い出してみてください。

猫猫の言葉も壬氏の言葉も深い!「薬屋のひとりごと」の名言は人生の指針になるかも

胸に響くセリフはありましたか?

単純なミステリーではなく、薬学や医学、女性同士の争い、ラブロマンスなど、さまざまな要素が複雑に絡み合う作品だからこそ生まれた名言がたくさんあります

言葉のみでも十分考えさせられますが、それぞれのセリフをストーリーの中で耳にすると、さらに胸を打つものがあるかもしれません。

「薬屋のひとりごと」はアニメだけでなく、原作となったライトノベルや漫画もあります。

ぜひ自分の趣味やライフスタイルに合う媒体を通して、ストーリーや名ゼリフたちをチェックしてみてくださいね。

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