新社会人や新入社員に接する時、彼らのモチベーションを上げたり背中を押したりするような言葉を贈ってみませんか。
偉人の名言や有名な一言には、大切な真理が隠れていることがあります。
この記事では、新社会人に贈る名言や一言メッセージを紹介します。
新社会人(新入社員)に贈る言葉・名言9選|一言メッセージ
社会人に必要なマインドは、経験を積んだ今は理解できても、新社会人の頃は気づかないことが多いものです。
急な環境の変化に戸惑っている彼らに、一言メッセージでエールを送りましょう。
まず、新社会人や新入社員に贈る名言を紹介します。
初心忘るべからず
慣れてきたからといって、最初に持っていた志や謙虚な気持ちを失ってはならない、という戒めの意味を持つ名言。
新社会人は夢や希望を胸に抱き、あらゆることに真剣に取り組みます。
しかし歳を重ねるにつれて、慢心して油断したり手を抜いて適当に済ましたりするように。
いつまでも、新人だった頃の新鮮な気持ちを大切ですね。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
知らないと言うのが恥ずかしいからと言って、知ったかぶりしたままでは、後々トラブルの元になるという意味のことわざです。
新社会人は知らないことによく直面しますが、自分から聞かない限り、いつまでも問題は解決しません。
新入社員の内なら知らないことがたくさんあって当然ですし、大きな問題になって後で恥をかくよりも、勇気を出して今聞きましょう。
これからの会社を担っていくのは、他でもないあなた自身です
学生時代と環境が変わり、周りが大人ばかりで萎縮している新入社員や新社会人に贈りたい名言です。
組織の一員として上の人に従うことばかり考えず、自分は組織の将来を担う責任があることを認識し、ポジティブな気持ちを大切にしましょう。
若者ならではの偏見の少ない考え方や、ビジネスや組織を改善するフレッシュなアイデアも期待されています。
大切なのは、ミスが起きた後にどうするか
どんなに気を付けていてもミスは起きますし、新社会人や新入社員にとってミスはつきものです。
失敗したことばかりに気を取られないで、ミスが起きた後にどうするかを学ぶことが大切です。
自分のミスや責任を受け入れ何が間違っていたか認識し、ミスが再び起きないようにするにはどうしたらいいのかを考えましょう。
ミスは成長するための教訓になります。
チャンスはつらい仕事の中にある
新社会人(新入社員)の生活は、楽しいことばかりではありません。
時にはつらい仕事をしなくてはならない状況になり、心が折れそうな時もあるでしょう。
しかし、チャンスはつらい仕事の中にあることが多いのです。
困難な仕事に取り組む努力や、どうやって克服するかを考えることは大きな学びとなるので、チャンスだと考えてポジティブに取り組みましょう。
できない理由を探すのではなく、できることから始めましょう
何かに取り組む前に、できない理由を探すのを止めて、自分ができることから始めるようにしましょう。
「時間がないから」「失敗するかもしれないから」など、できない理由を考えていると、いつまでも先に進めません。
あれこれ考えて立ち止まらずに、できることから少しずつでも行動に移すことが大切です。
特に新社会人のうちは、考え過ぎるよりまず行動のクセをつけましょう。
努力は日々の積み重ね
人気アニメ「鬼滅の刃」の主人公、竈門炭治郎の名言です。
辛い修行に励む中「努力は日々の積み重ねだ。少しずつでいい、前に進め。」と、自分を励ましました。
結果が出ないことに焦りを感じたら、この言葉を思い出しましょう。
たとえ今は進展がないと思っていても、毎日積み重ねていくことで、将来に大きな結果をもたらします。
あきらめたらそこで試合終了
漫画「スラムダンク」で、湘北高校バスケ部監督の安西先生が発した有名な一言です。
負けそうな試合が終了する直前、諦めかけていた主人公はこの言葉にハッとして、最後の力を振り絞って逆転のシュートを決めました。
「もうダメだ」と諦めてしまうと、自分の可能性を自らつぶすことになります。
諦めずに粘り強く取り組めば、事態が好転するチャンスが訪れるかもしれません。
いちばんいけないのは自分なんかだめだと思いこむことだよ
アニメ「ドラえもん」の名言で、珍しくのび太がドラえもんに贈った素敵な言葉です。
好きな猫と仲良くしたいのに「自分なんか」と卑下して戸惑うドラえもんを、のび太がこの言葉で励ましました。
自分を信じることは簡単ではありませんが、自分を信じられない人は何事もうまく行きません。
自分を過小評価しないで、自分を信じましょう。
新社会人(新入社員)に贈る言葉・名言9選|偉人の一言
偉人や有名人と呼ばれる人は、才能や強運だけではなく、他の人にはない精神力の強さや向上心を持っています。
柔軟な心を持つ新社会人にとって、彼らの名言は大きな指針になるでしょう。
次は、新社会人や新入社員に贈る偉人や有名人の名言を紹介します。
できると思えばできる、できないと思えばできない。これは、ゆるぎない絶対的な法則である。(パブロ・ピカソ)
世界的に有名な画家、パブロ・ピカソの有名な一言です。
アスリートが試合の前に、良い結果が出るようにイメージトレーニングするように、我々も成功を信じて行動することで、実力以上の力が出せることがあります。
逆に自分にはできないと思い込むと、できることもできなくなる場合もあるでしょう。
自己肯定感を高めて、成功するイメージを持ちましょう。
世界には、君以外には誰も歩むことのできない唯一の道がある。(ニーチェ)
ドイツの哲学者、ニーチェの名言の1つ。
自分の人生は自分だけが体験できるもので、他の誰のものでもありません。
新社会人は人の真似をするのではなく、自分だけの人生を模索してみましょう。
ニーチェはこの後「その道はどこに行き着くのか、と問うてはならない。ひたすら進め。」と続けています。
先のことを心配して不安になるより、ひたすら前に進みましょう。
失敗したことなどないさ。10000通りのやり方が上手くいかないということを確認したんだ。(トーマス・エジソン)
アメリカの発明家、トーマス・エジソンの有名な言葉です。
新社会人や新入社員は、多くのミスを重ねながら成長していくものなので、失敗を恐れてはいけません。
ミスは悔いることではなく、上手くいかなかった原因や方法について学べるチャンスです。
ミスした過程に目を向けるようにして努力を重ねれば、いつか必ず道が開けるでしょう。
失敗しても後悔しない。後悔するとしたら、挑戦しなかった時だろう。(ジェフ・ベゾス)
Amazonの共同創設者で取締役会長、ジェフ・ベゾスの名言です。
新社会人は失敗を恐れず、何事にも積極的にチャレンジすることが大切です。
「失敗しそうだから」「リスクがあるから」と後ろ向きな姿勢でいると、自分の限界を広げることはできないでしょう。
たとえ後悔することになっても、挑戦したことは自分の自信に繋がります。
自分が出したアイデアを、少なくとも1回は人に笑われるようでなければ、独創的な発想をしているとは言えない(ビル・ゲイツ)
マイクロソフトの創業者で、Windowsコンピューターで世界的にIT革命をもたらしたビル・ゲイツの言葉です。
既存の考え方や常識に満足しないで、新社会人(新入社員)は自分のオリジナリティを大切にして、新しい世界を創造しましょう。
たとえ人に笑われるようなことがあっても、気にすることなく自由な発想力を持つことを大切にしましょう。
人は、自分が考えた通りの人間になっていく。(ブルース・リー)
武闘家で映画の世界でも活躍したブルース・リーの言葉ですが、イギリスの作家ジェームズ・アレンの本のタイトルにもなっている名言です。
人の行動や外見、内面は、自分の心が作り上げたもの。
良いことを考えれば良い人になり、悪い考えを持てば悪い人間になるでしょう。
新社会人は心の中に高い理想を掲げて、理想に近づけるように日々を過ごしましょう。
石の上にも三年という。しかし、三年を一年で習得する努力を怠ってはならない。(松下幸之助)
パナソニックの創業者、松下幸之助の有名な言葉で、冷たい石でも三年座れば温まるという意味のことわざ「石の上にも三年」を引用した名言です。
真面目に頑張るだけではなく、三年かかるのを一年で済ませるような努力や工夫をすると、他の人との違いがでます。
新社会人は言われたことを守るだけの受け身の姿勢ではなく、より早く仕事を身につけられるような積極性を持ちましょう。
おごらず、人と比べず、面白がって平気に生きなさい。(樹木希林)
独特な存在感を持ち飄々とした魅力の女優、樹木希林が娘に残した言葉です。
新社会人の頃は、他人と自分を比べて落ち込んだり焦ったりすることがありますが、人と違うのは悪いことではなく、面白いことだと思えば気が楽になります。
自分の芯をしっかり持ち、謙虚さや何でも面白いと受け流せるような気持ちを忘れず、毎日を穏やかな気持ちで過ごしましょう。
下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ。(小林一三)
現阪急阪神東宝グループの創始者、小林一三の名言です。
新社会人(新入社員)は、仕事とは関係ないように思える雑用や、アシスタント業務が多く嫌になることもあるかもしれません。
しかしやる気を失わずに、誰よりも立派に仕事をこなす努力をする人は、必ず誰かに認められるようになります。
与えられた環境を嘆くより、前向きに受け止めましょう。