意外と身近にも存在すると言われるサイコパス。
感情の動きが少ないサイコパスですが、人の死も悲しくないのでしょうか?
この記事では、サイコパスの定義をはじめ、人の死で悲しまない心理的理由などについて解説します。
「自分はサイコパスかも…」と思った人向けに、チェックリストや対処法についても記載しています。
人の死が悲しくない人はサイコパス?悲しくない心理的理由とは?
それでは早速、人の死が悲しくない人はサイコパスなのかについて解説。
また、悲しくならない心理的な理由についても合わせて記載していきます。
サイコパスの定義
サイコパスとは、主に「反社会性パーソナリティ障害」という精神疾患を持った人のこと。
感情の一部が欠落していたり、自己中心的な言動を取ったりする傾向にあります。
一般的な倫理観を持っていないため、犯罪行為に至ってしまう人も存在するのです。
ストレスを回避するために悲しく感じない場合もある
「人が死んだのに悲しくない…もしかして自分はサイコパス?」と感じる人もいるでしょう。
しかし、悲しく感じないのはストレスを回避するためである場合もあります。
これはアレキシサイミア(失感情症)と呼ばれ、強いフラストレーションに耐えられないと感じた場合に見られる防衛反応の一種です。
自己の精神を守るためのものであり、まるで感情を失ったかのようになります。
「人の死が悲しくない…」サイコパスかもと思った時のチェックリスト
サイコパスの特徴は、主に以下の6つ。
- 自慢話が多い
- 平気で嘘をつく
- 共感ができない
- 他人を操ろうとする
- 他人に迷惑をかけても気にしない
- スリルを求める
サイコパスは良心や思いやりに欠けているような行動や言動を行います。
もし人の死を悲しめず、さらに上記に当てはまる場合はサイコパスの可能性があるかもしれません。
「人の死が悲しくない…」自分はサイコパスかもと思ったときの対処法
最後に、自分がサイコパスかもしれないと不安になった人へ、対処法をご紹介します。
特に実生活に支障が出ている人は、なるべく早めに対処すべきでしょう。
時間が解決するのを待つ
サイコパスかもしれないと不安になったときは、一度その考えから離れて時間が経つのを待ってみましょう。
幼少期の親との関係性といった過去が原因で、他人や自分の感情に鈍感になっていることも考えられます。
その場合、人との関わりや社会生活を通して、徐々に感情が芽生える可能性もあるでしょう。
サイコパスの特徴に当てはまるか考える
自分がサイコパスかどうか気になる場合は、サイコパスの特徴に当てはまるか考えてみましょう。
チェックリストに挙げた内容の多くに当てはまる場合は、サイコパスの可能性もあります。
ただ、一部当てはまるだけなら、単にあなたの個性であるかもしれません。
気になる人は何個当てはまるかチェックしてみましょう。
専門医に相談する
サイコパスは反社会性パーソナリティ障害と呼ばれる精神疾患のひとつです。
そのため、自分一人で抱え込まずに、場合によっては専門医に相談することもひとつの手段。
特に生きにくさを感じている場合は、専門医からのアドバイスで改善する方法が見つかるかもしれません。