きっとみなさんにも、「人生に疲れた」って思う瞬間がありますよね。
そんな時におすすめなのが、自然に癒される場所やぼーっとできる場所に行くこと。
といっても、「いったいどこに行けばいいの?」と思う方がほとんどかもしれませんね。
そこで今回は、「人生に疲れた時に行く場所:京都編!」をテーマに、おすすめスポットをご紹介していきます。
きっと「行ってみたいな」と思う場所が見つかると思いますので、ぜひご覧ください。
京都で人生に疲れた時に行く場所 │ 癒しスポット・自然編
さて、最初にご紹介するのは、「癒しスポット・自然編」です。
天橋立
出典:https://www.amanohashidate.jp/spot/amanohashidate/
住所:京都府宮津市天橋立
天橋立は、日本三景の一つに数えられる人気スポットです。
笠松公園から見る「股のぞき」は、天橋立の名物なので、ご存知の方も多いかもしれませんね。
天橋立と呼ばれるようになった由縁は、神話の時代まで遡ります。
その昔、イザナギノミコトがイナザミノミコトに会うために、天から地上に向けて橋を架けたという伝説が残っているのだとか。
なんともロマンチックなお話ですよね。
景観が素晴らしく、およそ3.6キロメートルの中洲に沿って、松の並木がずっと続いています。
時間を忘れて天橋立を歩けば、大自然の雄大さに癒されること間違いなし。
人生に疲れたあなたへ、ぜひおすすめしたい癒しスポットです。
るり渓
出典:https://www.kyoto-kankou.or.jp/info_search/506
住所:京都府南丹市園部町大河内
るり渓は、高原に位置する4キロメートルにわたる渓谷です。
宝石のような美しさから「瑠璃」の名前がつけられたという逸話にふさわしい、心癒されるスポットです。
自然豊かな渓谷を流れる清流に心惹かれた著名人たちが、明治から昭和にかけて多数訪れたのだとか。
昭和の初めには、渓谷内のいくつかのポイントが名勝に指定され、昭和39年には一帯が「京都府立るり渓自然公園」に定められました。
現在では、「るり渓十二勝」として多くの人々に親しまれています。
とにかく美しい自然に触れたいという人は、一度訪れてみるといいかも。
金引の滝
出典:https://www.amanohashidate.jp/spot/kanabiki/
住所:京都府宮津市滝馬
金引の滝は、日本の滝100選に選ばれている荘厳な雰囲気を放つ滝です。
流れ落ちる滝が左右に分かれていることから、右側の流れは「男滝」、左側の流れは「女滝」というのだとか。
また下流に位置する「臥龍」「白龍」の2つの滝とあわせて、金引の滝と呼ばれています。
こちらでは通常10月から3月の間に滝行も体験できるのだそう。
冬の最中に、40メートルの高さから流れ落ちる水に打たれるため、本格的な精神鍛錬を求める人に人気。
興味がある人は、予約してみてはいかがでしょうか。
京都で人生に疲れた時に行く場所 │ ぼーっとできる場所編
渡月橋
出典:https://www.kyoto-kankou.or.jp/info_search/289
住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町
嵐山にある渡月橋は、全長およそ155メートルの橋です。
834年〜848年頃に造られた橋で、平安時代初期に「くまなき月の渡るに似る(月が橋を渡っているようだ)」と亀山上皇が感想を述べたことから、「渡月橋」という名称になったのだといわれています。
春の桜、秋の紅葉シーズンには、大勢の人で賑わう人気のスポット。
悠久の昔から変わらない川のせせらぎに耳を澄ませながら、のんびりと橋を渡ってみてはいかがでしょうか。
祇王寺
出典:https://www.giouji.or.jp/season/
住所:京都府京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町
祇王寺は、目にも鮮やかな緑の苔が印象的なお寺。
お寺の名前は、平清盛が愛した白拍子の「祇王」が由来となっています。
平家物語にも記されている清盛と祇王の悲恋は、現代でも人気のエピソードですよね。
水琴窟の音色に耳を傾けながら、はるか昔の恋物語に思いを馳せるのもロマンチックではないでしょうか。
また、苔や若竹などの緑のほか、秋には紅葉も楽しめます。
四季折々の楽しみ方ができるので、気が向いた時にふらりと出かけてみるといいかもしれませんね。
西芳寺
出典:https://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000005626.html
住所:京都市西京区松尾神ケ谷町
西芳寺は、1994年に世界文化遺産に登録された由緒あるお寺です。
120種もの苔が庭園を覆っていることから、別名「苔寺」と呼ばれています。
この別名が一般に広く知られるようになったのは、大佛次郎の小説「帰郷」が映画化されたからだとか。
一歩足を踏み入れれば、悠久の時の流れを感じることができるスポットです。
上下二段に分かれている庭園のうち、上段は枯山水式庭園(通常は非公開)、下段は池泉廻遊式庭園となっています。
現在は、少数参拝制などを採用しているため、訪れる前にはホームページなどで詳細を調べるのがベター。
美山かやぶきの里
出典:https://miyamanavi.com/sightseeing/kayabuki-no-sato
住所:京都府南丹市美山町北
美山かやぶきの里は、その名の通り、かやぶきの民家が立ち並ぶ美しい里です。
200年以上も前に造られた民家など、歴史的にも価値のある建物が多く見られることから、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
まるで日本昔話の世界に迷い込んだような雰囲気なので、日常から離れてぼーっとしたい人にピッタリ。
カフェや宿泊施設もあるので、少し足を伸ばしてみるのもおすすめです。
京都で人生に疲れた時に行く場所 │ 神社仏閣編
南禅寺
住所:京都府京都市左京区南禅寺福地町
南禅寺といえば、最も格式の高い禅寺の一つとして有名ですよね。
高さ22メートルもある「三門」は、「方丈」と並んで国宝に指定されており、日本三大門の一つと称されています。
壮大な門を仰ぎ見るだけで、神秘的な雰囲気に魅了されることでしょう。
どこかレトロな雰囲気を感じさせる赤レンガ造りの「水路閣」もおすすめ。
ドラマなどにも登場する建物ですので、フォトスポットとしても人気ですよ。
自然を心ゆくまで堪能したいなら、南禅院の池泉回遊式庭園はぜひ見てほしい場所。
自然と人工物の見事な調和に、心が穏やかになると評判です。
龍安寺
出典:http://www.ryoanji.jp/smph/
住所:京都市右京区龍安寺御陵下町
龍安寺は、1450年に細川勝元によって建立された禅寺です。
史跡・特別名勝である枯山水の石庭が有名で、世界各地から観光客が訪れるスポットです。
エリザベス女王が、このお庭を称賛したところから、一気に知名度が上がったのだとか。
こちらの石庭は、「虎の子渡し」と呼ばれる造りになっており、白砂の庭に15個もの石を配置してあります。
このシンプルな佇まいの中にどんな秘密があるのか、ただこの情景を眺めるだけで、不思議と心が落ち着くのだそう。
自分自身と向き合いたいと思う人には、龍安寺がおすすめです。
貴船神社
出典:https://kifunejinja.jp/
住所:京都府京都市左京区鞍馬貴船町
貴船神社は、言わずと知れたパワースポット。
神話の時代には、イワナガヒメが多くの女性が良縁に恵まれるよう祈願したという逸話がありますし、平安時代には和泉式部が復縁を願って詣でたという話も残っています。
また、およそ1300年前に社殿の建て替えがあったという記述が見られるため、由緒のある神社だということがわかりますよね。
さまざまな良縁を引き寄せるスポットとして、現在でもとても人気のある神社です。
自然も豊かですし、ホッと一息つきたい人には最適。
十分に癒されたら、水占みくじで今後の運勢を占ってみるのも楽しいかもしれません。
人生に疲れた時は古都の雰囲気と自然を堪能しに京都へ行こう!
いかがでしたでしょうか?
今回は、「人生に疲れた時に行く場所京都編!」をテーマに、自然を堪能できる癒しスポットやぼーっとできる場所、神社仏閣などをご紹介しました。
毎日がんばっているからこそ、たまには息抜きできる時間が必要ですよね。
お気に入りの場所を見つけるお手伝いができれば、こんな嬉しいことはありません。