甘露寺蜜璃は、世界的大ヒットを博した人気漫画「鬼滅の刃」の恋柱として活躍したキャラクター。
天真爛漫な性格と愛らしいルックスでお馴染みの彼女ですが、作中ではどのような最期を迎えるのでしょうか。
この記事では、甘露寺蜜璃の死亡理由や最期のシーンについて解説します。
恋に生きる彼女がどのような結末を迎えたのか漫画と合わせてチェックしてくださいね。
甘露寺蜜璃はいつ死亡する?漫画では何巻・何話?
甘露寺蜜璃が死亡するシーンは、鬼滅の刃最終巻の23巻・200話にて描かれています。
宿敵である鬼舞辻無惨との最終決戦の中で悲しくも死亡してしまいます。
柱の中でもトップクラスの身体能力と強さを誇る彼女ですが、強靭な強さをもつ鬼舞辻無惨には敵いませんでした。
しかし、彼女の死は儚く非常に悲しいものでしたが、強く優しく恋に生きる甘露寺蜜璃らしい最期を迎えています。
甘露寺蜜璃が死亡する経緯丨理由は腕を失ったせい?
柱の一人として最後まで敵に立ち向かってきた甘露寺蜜璃。
そんな彼女はどのような流れで最期を迎えたのでしょうか。
こちらでは、甘露寺蜜璃が死亡するまでの経緯や死亡した理由について解説します。
無惨の触手が命中し大きな傷を負う
甘露寺蜜璃にとどめを刺したのは、鬼殺隊の宿敵でもある鬼舞辻無惨。
同じ柱である富岡義勇・伊黒小芭内の3人で鬼舞辻無惨に対峙しますが、異常なまでの速い攻撃を目でとらえられません。
これまでの戦闘経験からの勘で攻撃を避け、捨て身での特攻を試みるも、軌道を変化させた鬼舞辻無惨の触手が命中し左半身に大きな傷を負います。
この怪我により甘露寺蜜璃は、戦闘から一時離脱せざるを得ない状況になりました。
炭治郎を助けた際に致命傷をくらう
重症ではあったものの一命を取り留めていた甘露寺蜜璃。
仲間たちが次々と鬼舞辻無惨との戦闘で敗れていく中、ついに竈門炭治郎が動きを封じました。
しかし、だまって拘束されていない鬼舞辻無惨は、炭治郎に触手での攻撃を放ちます。
絶体絶命の中、身を呈して炭治郎を守ったのが甘露寺蜜璃でした。
圧倒的なパワーで鬼舞辻無惨の腕を引きちぎったものの、彼女自身も無傷とは言えず両腕を失い致命的なダメージを負ってしまいました。
甘露寺蜜璃は伊黒の腕の中で最期を遂げた
甘露寺蜜璃は最期まで、柱として宿敵・鬼舞辻無惨に挑み続けています。
身を挺して仲間を守るために行動する彼女の生き様は、女性としても人間としても尊敬できますよね。
結果的には戦闘により命を落とすことになりますが、彼女の最期は恋柱らしいものとなっています。
こちらでは、鬼舞辻無惨により致命傷を負った彼女の最期について解説します。
最期に想いが通じ合い来世の約束を交わす
たくさんの犠牲を負いながらもなんとか鬼舞辻無惨を討伐した鬼殺隊。
命が尽きようとする甘露寺蜜璃のそばには、伊黒小芭内がいました。
お互いに命のリミットが近づく中、甘露寺蜜璃は伊黒小芭内に対し感謝の気持ちと「伊黒さんが好き…」と愛の言葉を伝えます。
「また人間に生まれ変わったら、私のことお嫁さんにしてくれる?」と尋ねる蜜璃に「絶対に君を幸せにする」と答えてくれたのです。
両腕がない甘露寺の代わりに彼女を強く抱きしめた伊黒
鬼舞辻無惨との戦いで両腕を失った甘露寺蜜璃には、伊黒小芭内の羽織がかけられており彼に抱きかかえられるように言葉を交わしています。
甘露寺蜜璃の愛の言葉に答えるように、伊黒小芭内はギュッと彼女を強く抱きしめるのです。
包帯で覆われた顔から表情はうかがえないものの、蜜璃を強く抱きしめる姿からは彼の愛情が伝わってきます。
約束通り来世で夫婦になった二人
鬼滅の刃23巻・最終話である205話では鬼がいなくなった未来の姿が描かれています。
そこでは、生き残った登場人物の子孫たちの様子から世界に平和が訪れたことが伺えます。
また、鬼との戦いで命を失ったキャラクター達も、輪廻転生して新しい人生を送っていることが判明。
甘露寺蜜璃と伊黒小芭内もまた輪廻転生し、前世で交わした約束通り夫婦となって、幸せに暮らしています。
食べることが大好きな甘露寺蜜璃らしく、メガ盛りの定食屋さんを2人で営んでいるようです。
恋柱 甘露寺蜜璃はどんな存在だった?
恋柱・甘露寺蜜璃は社交的で明るく、個性派揃いの柱とも良好な関係を築いています。
大好物の桜餅を食べ過ぎて髪色が変化してしまったという逸話を持つ彼女は、恋柱らしく人一倍惚れっぽい性格の持ち主です。
些細な出来事で心を揺さぶられる彼女ですが、特に伊黒小芭内と胡蝶しのぶと仲が良かったことが伺えます。
愛らしい見た目に反して筋肉の密度が常人の8倍あるという特異体質をもち、恋柱としても最後まで戦い抜く力を持っていました。
女の子らしい繊細なところもありますが、天真爛漫な性格は鬼殺隊の心を癒してくれたことでしょう。
最愛の人に抱きしめられながら命を落とすという恋柱らしいシチュエーションで最期を迎えました。