私たちが日常的に見る光景や習慣になっていること。
これらは外国人にとっては珍しく、日本人の何気ない言動から、大きな感動や驚きが生まれることがあります。
この記事では、外国人が驚いた日本の日常を14選紹介!
日本人の「普通」が、外国人の目にはどう映っているのか、紐解いていきましょう。
外国人が驚いた日本の日常14選
外国人が目にする日本の日常は、他国の人にとっては驚きや感動の連続かもしれません。
ここでは、外国人が驚いた日本の日常14選を紹介します。
日本の文化がどう捉えられているのかを見ていきましょう。
夜に女性が一人で出歩けるほど治安が良い
日本人は、夜になってからコンビニに行く、ウォーキングしに行くなど、日常的によく見る光景ですよね。
しかし、驚きを隠せない外国人は多く、治安の良さを支持している人は少なくありません。
毎日のように物騒なニュースを目にしますが、世界で見ると、日本は治安の良い国ランキングでトップ10に入るほど。
海外では、夜に女性が一人で出歩くのは考えられない治安の悪い国も多いため、外国人が驚いた日本の日常として治安の良さが挙げられるのです。
電車で爆睡
仕事後や、遊んだ帰りに疲れてしまい、電車で爆睡する…日本ではよく見る場面ですが、その姿に「あり得ない」と考える外国人は多いでしょう。
その理由として、海外では電車で爆睡するとスリに狙われる可能性があります。
無防備に寝ている姿は、危険そのものだと考える外国人は少なくありません。
日本人にとって当たり前の光景ですが、治安が良いからこそできる行動だと、改めて気づかされますね。
相槌が多い
会話している時に、日本人は当たり前のように相槌を打ちます。
相手に「人の話聞いてる?」と思われる可能性があり、会話中の相槌は欠かせません。
しかし、国によっては相槌が失礼にあたる場合や、急かされていると感じる人も多く、外国人が驚いた日本の日常で相槌が挙げられるのです。
実際に、フィンランドで相槌を打つと「邪魔されている気持ちになる」というネガティブな感情を抱く人も多いのだとか。
日本人にとって当たり前な相槌ですが、不快に感じる国もあることは知っておきましょう。
自動販売機やコンビニが至るところにある
外国人が日本にくると、自動販売機の多さに驚く人は多いようです。
自動販売機の設置台数は、世界中でトップクラスを誇る日本。
最近では、ドリンクに加えてお菓子や冷凍食品、タバコなど種類が豊富で、キャッシュレス対応の自動販売機がほとんどです。
なかには、昆虫が売っている自動販売機まであるのですから、外国人にとったら驚くのも無理はありません。
進化し続ける日本の自動販売機ですが、今後もさらなる発展に、外国人の驚きと感動は増すことでしょう。
電車の発着時刻が正確過ぎる
日本の鉄道は、都市部から郊外まで広範囲の移動が可能です。
車がない、運転免許がないなどの事情があっても心配いりません。
そんな日本の鉄道は、外国人から見ると発着時刻の正確さに驚きを隠せないようです。
どの駅にも必ず時刻表が存在し、そこに記載された時間通りに電車が到着します。
事故やトラブルを除けば、1分以内の誤差でおさまることがほとんど。
海外では、電車の遅延に加え、予定時間よりも早く出発することもあるようです。
電車やバスの中が静か
日本人は、電車やバスの中では大きな声で話さない、音漏れするほどの音量で音楽を聴かないなど、周囲に気を遣う傾向があります。
しかし、この光景を不思議に感じる外国人は少なくありません。
新聞を読んだりスマホでメールをチェックしたりと、日本人は当たり前のように、個々の時間を楽しんでいます。
周囲への配慮や、ルールを守る姿を見て違和感を覚え、静かな車内に驚きを隠せない外国人は多いようです。
礼儀正しさを重んじる文化
日本人の振る舞いに驚く外国人は多く、なかでも礼儀正しさが印象に残る人は少なくありません。
特に「すみません」という言葉は、さまざまな場面で使います。
- 話しかける時
- 謝罪する時
- 感謝する時
日本人には馴染みのあるシチュエーションですが、外国人にとっては謝罪の意味で受け取る人が多い傾向があります。
「すみません」という言葉の意味が多いことや、海外では考えられない場面で多用する日本人に違和感を抱いているのかもしれません。
秩序やマナーを守る人の多さ
日本人にとって、秩序やマナーを守るのは当たり前ですが、外国人からは驚かれる場面の1つです。
電車のホームや混んでいる飲食店では、順番に並んで待つのが常識だといわれる日本。
しかし、海外では悪気なく割り込む人は少なくありません。
順番待ちによるトラブルも珍しくないのです。
日本人は、相手への配慮や思いやりを持って行動することに違和感がなく、多くの人が身についている最低限のマナーにしか過ぎません。
そういった日本人の振る舞いが、外国人の心の奥底にある感動を呼び起こし、支持する声が多く挙がっているのです。
チップを渡さない
外国では、飲食店などでチップを渡す習慣があります。
しかし、日本ではチップを渡す文化がなく、不思議に感じる外国人も多いようです。
日本人は、チップを渡す習慣はないものの、高品質のサービスを提供し、常に「おもてなしの心」を忘れずに対応します。
日本の特徴でもあり、チップの有無に関係なく、丁寧な接客でもてなすのが日本の文化を象徴しているのかもしれません。
トイレが綺麗・ハイテク
日本のトイレは清潔で、高機能だと驚く外国人もいます。
日本人には馴染みのあるウォシュレットや、便座が温かいトイレなど、外国人にとっては驚きと感動があるようです。
海外旅行に行った時「トイレが汚い」「便座がない」などで困った日本人は多く、外国では日本ほど設備が整っていない場所が少ないのかもしれません。
トイレの清潔感や高性能を高く評価する外国人は多く、日本の設備の良さが実感できる一コマだといえるでしょう。
落とし物や忘れ物が手元に戻って来る
日本で落とし物を見つけたら、交番や施設のカウンターに届ける人も多く、後々本人の元に返ってくるケースはよくありますよね。
しかし、海外で落とし物をしたら、ほぼ100%の確率で戻ってこないといわれています。
国にもよりますが、貴重品など金目のものであれば、そのまま自分のものとして持って帰る人も少なくないようです。
日本では「物を大切にする」「人のものは盗んだらいけない」など、幼い頃の道徳教育が大人になった今に活かされているのでしょう。
この道徳心は治安の良さに繋がり、外国人から観光場所として選ばれる理由の1つなのかもしれません。
テーブルに私物を置いたままどこかに行く
日本人は、飲食店などで席を外す時、荷物を置きっぱなしにする人は多いですよね。
この光景は、日本でよく見られますが、忘れ物と勘違いする外国人は少なくありません。
日本人は席を確保しているだけなのですが、海外では置き引きがあるため、無防備だと感じるのでしょう。
トイレに行く時やビュッフェを取りに行く時など、当たり前のように荷物を置いて席を立ちますが、これも治安が良いからできることなのかもしれませんね。
丁寧な接客
日本人は、お客様が帰る時や購入してくれたお礼など、接客時にお辞儀します。
挨拶や感謝、謝罪などのあらゆる場面でお辞儀するため、外国人からは丁寧な対応だと感じるようです。
なかには、電話対応中に「ありがとうございます」と伝えると同時に、思わずその場で頭を軽く下げる人がいるほど。
丁寧に対応する姿勢は、日本人の「おもてなし」や「礼儀」の1つであり、外国人にとっては質の高さを垣間見る一コマなのかもしれません。
空気を読む文化・集団主義
日本人は、空気を読みながら対応することで、その場の雰囲気を乱さずに物事を円滑に進めようとします。
たとえば、飲み会やイベントに誘った時に「行けたら行く」と返答することがあります。
「行けたら行く」を断り文句で使う人も多く「本当は行きたいけど行けるかわからない」という意味で使う人のほうが少ないかもしれません。
外国人は空気を読む習慣がないため、解釈に困る人も多いでしょう。
また、集団主義についても、不思議に感じているようです。
会議で上層部の発言に対して反対意見があったとしても、多くの日本人は反論せずに従う傾向があります。
公共の場で本心をストレートに伝えることを好まない日本人の性質に、違和感を覚える外国人は少なくないのです。
まとめ丨日本の日常は外国人にとって驚きの連発!逆に海外旅行へ行くと人生観が変わるかも
今回は、外国人が驚いた日本の日常14選を紹介しました。
文化の違いから、日本でよく見る光景が外国人にとっては驚きや感動に変わることも少なくありません。
逆に私たちが海外に行ったら、日本との違いに戸惑うこともあるでしょう。
しかし、海外に訪れることで、人生観が変わるかもしれません。
外国人がポジティブなイメージを持って母国に帰れるように、これからも日本の文化を大事にしていきましょう。