日本全国には、死ぬまでに一度は行ってほしい場所がたくさんあります。
とくに、季節や時間が限定されている景色は、現地に行ってこそ見られるものです。
中でも、神社仏閣や城などと融合する四季の景観は美しく、魅力に惹きつけられるでしょう。
今回は、人生で一度は行ったほうがいいスポットについて解説します。
日本の死ぬまでに行きたい場所3選|北海道
まずは、北の大地、北海道のおすすめスポットを見ていきましょう。
白金青い池

出典:https://www.biei-hokkaido.jp/ja/shirogane-blue-pond
住所:〒071-0235 北海道上川郡美瑛町白金
幻想的なコバルトブルーが美しい、北海道・美瑛町にある白金青い池。
アルミニウム成分を含む、周辺にある異なる河川が混ざり合うことで青く見えるそう。
さらに、太陽の光と水中のコロイド粒子がぶつかることで、さまざまな「青色」に変化します。
人造湖でありながら、カラマツや周囲の景色の変化で見られる四季の表情は、一見の価値ありです。
小樽運河

出典:https://otaru.gr.jp/shop/otarucanal
住所:〒047-0007 小樽市港町5
北海道といえば、ガス灯の暖かい光が異国情緒を想わせる小樽運河もおすすめです。
大正12年に完成し、戦後に役目を終え、昭和61年には運河の一部を埋め立て、現在のような散策路が整備されました。
運河沿いにある石造倉庫群は、当時の姿を残しています。
また、北運河は古き良き港町の情緒があり、かつての小樽港を想いながら散策できますよ。
知床五湖

出典:https://www.goko.go.jp/index.html
住所:〒099-4356 北海道斜里郡斜里町遠音別村寺岩宇別549
北海道斜里町にある知床五湖は、自然の豊かさを体感できる場所です。
知床連山を背景に一湖、二湖…と5つの湖があり、どれも雄大で神秘的。
ヒグマをはじめ、野生動物たちの生息地でもあります。
高架木道と地上遊歩道、2つの歩き方があり、どちらも四季のさまざまな景色を見られますよ。
北海道を代表する世界自然遺産に、ぜひ行ってみてください。
日本の死ぬまでに行きたい場所3選|東北地方
つづいては、東北地方のおすすめの場所について見ていきます。
奥入瀬渓流

出典:https://towadako.or.jp/towadako-oirase/
住所:〒034-0301 青森県十和田市奥瀬60
青森県と秋田県にまたがる十和田湖から流れ出る奥入瀬渓流。
岩・苔・樹木などの、自然の中を流れる姿は、息をするのも忘れるほどの美しさです。
さらに、もうひとつ魅力なのが散策しやすいこと。
車道と遊歩道が整備されているため、気軽に自然のパワーをもらえます。
滝や清流に加え、四季の移り変わりなどの美しさは、死ぬまでに行きたい場所です。
龍泉洞

出典:https://www.iwate-ryusendo.jp/
住所:〒027-0501 岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字神成1-1
岩手県にある龍泉洞は、日本三大鍾乳洞のひとつです。
国の天然記念物にも指定されており、魅力は、やはり鍾乳石と青い地底湖。
8つ見つかっているうちの、3つの地底湖を見られます。
とくに、冬は雨が降らず、水量が安定しているため、透明度が高く美しいそうです。
神秘的な青の世界を、ぜひ見てみてください。
八幡平ドラゴンアイ

出典:https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/40618
住所:〒014-1205 秋田県仙北市田沢湖玉川
八幡平ドラゴンアイは、岩手県と秋田県にまたがる八幡平山頂の鏡沼が、文字通り龍の瞳のように見える景色。
雪解け水と残った雪から形成される、まさに自然の産物といえる場所です。
毎年5月下旬から6月初旬がシーズンですが、必ずしも見られるとは限りません。
ですが、運要素が強いからこそ、一生に一度は見てほしい景色です。
日本の死ぬまでに行きたい場所3選|関東地方
つづいては、関東地方で行ってほしい場所について触れていきます。
日原鍾乳洞

出典:https://shonyudokyokai.com/spot-list/nippara/
住所:〒198-0211 東京都西多摩郡奥多摩町日原1052
関東随一の規模といわれる、東京都奥多摩にある日原鍾乳洞。
長い年月をかけてできた鍾乳洞の姿は、とても神秘的です。
見所である水琴窟や死出の山などは、死ぬまでに行きたい場所のひとつでしょう。
とくに、何色にもライトアップされた壁は幻想的な雰囲気です。
かつては山岳信仰のメッカといわれた自然の姿を、ぜひ見てみてください。
亀岩の洞窟

出典:https://www.city.kimitsu.lg.jp/site/kanko/2259.html
住所:〒292-0526 千葉県君津市笹1954
亀岩の洞窟は、房総半島内陸部の笹川の上流にある自然公園にあります。
洞窟の奥から差し込む光が水面に反射し、それがハートに見えることから、千葉県でも屈指の観光スポットです。
ただし、ハートに見えるのは限られた時期のみなので注意。
公園内では四季折々の景色を楽しめますよ。
国営ひたち海浜公園

出典:https://hitachikaihin.jp/
住所:〒312-0012 茨城県ひたちなか市馬渡 字大沼605-4
茨城県にある国営ひたち海浜公園は、四季のさまざまな花を楽しめるレジャースポットです。
約215haという広大な敷地に、色鮮やかな草花がずらり。
とくに、春のネモフィラと秋のコキアは、青と赤が美しく、一度は見てほしい景色です。
また、花畑以外にもサイクリングや遊園地もあるため、週末のお出かけにぴったりでしょう。

日本の死ぬまでに行きたい場所3選|関西地方
次に関西でおすすめの死ぬまでに行きたい場所を紹介します。
メタセコイア並木

出典:https://takashima-kanko.jp/spot/2018/06/post_155.html
住所:滋賀県高島市マキノ町蛭口~牧野
滋賀県道・小荒路牧野沢線には、数百本にもおよぶメタセコイアが植えられています。
道路を覆うように伸びた高木はまさにトンネルのようで、新緑や紅葉など、1年を通じてさまざまな表情を見られるのが魅力です。
車で通り抜けるもよし、バイクや自転車でのんびり散策しながら見るもよし。
延長2.4kmの雄大な姿を、ぜひ一目見てください。
竹田城跡

出典:https://www.city.asago.hyogo.jp/site/takeda/
住所:〒669-5252 兵庫県朝来市和田山町竹田古城山169
竹田城跡は、雲海に包まれる姿が人気となった、兵庫県朝来市にある絶景スポットです。
東に立雲峡を望む古城山の山頂にあります。
魅力はなんといっても、晩秋に発生する雲海の中に浮かぶ城跡の姿でしょう。
残された石垣と雲海が幻想的な景色は、死ぬまでに行きたい場所間違いなしです。
ただし、見られるのは秋から冬にかけての早朝のみです。
期間限定ですが、雲海のタイミングを狙ってみてください。
那智の滝

出典:https://www.wakayama-kanko.or.jp/spots/detail_491.html
住所:〒649-5301 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山
日本一の落差をほこる那智の滝も、死ぬまでに行ってほしいおすすめスポットのひとつです。
木々の間からしぶきをあげる様はとてもダイナミック。
鳥居や水しぶきのパワーを全身で感じると、熊野信仰の中心地だと実感できるでしょう。
静けさもありつつ、自然が作り出した力強い滝の姿をぜひ見てください。
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https://ikirundesu.com/death-entertainment/life-changing-places-in-kansai/
▼京都や大阪で人生に疲れた時に行ってほしい場所|京都・大阪


日本の死ぬまでに行きたい場所3選|中国地方
ここでは、中国地方にあるおすすめスポットを紹介しますね。
角島大橋

出典:https://yamaguchi-tourism.jp/spot/detail_11030.html
住所:山口県下関市豊北町神田~角島
青い空と海を間近に感じたい人には、角島大橋がおすすめです。
角島大橋は、山口県下関市と角島(離島)を結ぶ、全長1,780メートルの橋。
2000年に開通したことで、船ではなく陸路で行けるようになりました。
自然景観保護の観点から、通常に比べ橋脚は短めに設計。
これにより、眼下に広がるコバルトブルーの海を、より間近で見られます。
CM撮影でも有名な場所なので、足を運んでみてください。
帝釈峡

出典:https://dive-hiroshima.com/explore/106/
住所:〒729-5244 広島県庄原市東城町帝釈未渡
帝釈峡は、国の名勝に指定されている、広島県にある渓谷です。
全長18キロメートルにもなるこの場所には、鍾乳洞・アーチ状の石橋・神龍湖など、たくさんの見所があります。
とくに、秋は木々が色づき、遊覧船から美しい紅葉を見られますよ。
名勝地をぜひ散策してみてください。
宍道湖

出典:https://www.kankou-matsue.jp/shinjiko
住所:島根県松江市、出雲市
宍道湖は、島根県松江市と出雲市にまたがる湖です。
日本百景に選ばれており、とくに湖に沈む夕日は格別の景色といえます。
茜色に染まる湖面がとてもロマンチックで、日本で死ぬまでに行きたい場所でしょう。
毎日少しずつ表情を変えるのも宍道湖の魅力のひとつです。
水都と呼ばれる松江市の絶景を、見てみてはいかがでしょうか。
日本の死ぬまでに行きたい場所4選|四国地方
つづいては、四国地方の日本の死ぬまでに行きたい場所に触れていきましょう。
父母ヶ浜

出典:https://www.mitoyo-kanko.com/chichibugahama/
住所:〒769-1404 香川県三豊市仁尾町仁尾乙203-3
瀬戸内の天空の鏡と呼ばれる父母ヶ浜も必見のスポットです。
約1kmのロングビーチは、香川県を代表する海水浴場。
とくに、干潮時の夕暮れは水鏡になり、まるでウユニ塩湖のような映え写真が撮れます。
日本の夕陽百選にも選ばれている場所です。
もし、撮影するのなら風のない夕方がおすすめ。
ぜひ、ベストショットを狙ってみてください。
仁淀川

出典:https://niyodoblue.jp/
住所:〒781-1592 高知県吾川郡仁淀川町大崎200
仁淀ブルーと呼ばれる、美しい青色の清流が見られる仁淀川。
とくに、大蛇が棲むといわれる「にこ淵」は仁淀ブルーの名所です。
また、安居渓谷や中津渓谷なども、きれいな青色が見られるスポット。
ダイナミックな自然の中に映える仁淀ブルーは必見といえます。
ただし、3か所とも山間部や渓谷にあるため、アクセスや服装など、事前準備してから行ってくださいね。
鳴門の渦潮

出典:https://www.uzusio.com/
住所:〒772-0053 徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦大毛264-1
世界最大級といわれる、鳴門の渦潮もおすすめスポットのひとつです。
本流と浅瀬の流れの差で発生する渦潮。
観潮船からはもちろんですが、大鳴門橋に造られた海上遊歩道からも見られます。
潮風や波音を感じながら、絶景の上を歩いてみてください。
下灘駅

出典:https://www.city.iyo.lg.jp/machizukuri/kanko/guidemap/jrshimonada.html
住所:〒799-3311 愛媛県伊予市双海町大久保
瀬戸内海と夕日を望めるJR下灘駅も、日本の中で死ぬまでに行きたい必見のスポットです。
ホームからは一面に広がる瀬戸内海を見渡せます。
海沿いにぽつりと佇むベンチと屋根だけの駅舎も、どこかノスタルジックな雰囲気。
さまざまな映画やアニメの聖地にもなっています。
夕日はもちろんですが、まだ明るい時間帯の太陽の光を受けた海の姿も、ぜひ目に焼き付けてください。
日本の死ぬまでに行きたい場所3選|九州地方
次に、九州地方の一度は行ってほしいスポットについてみていきます。
高千穂峡

出典:https://takachiho-kanko.info/
住所:〒882-1103 宮崎県西臼杵郡高千穂町向山
阿蘇山の噴火によってできた柱状節理が魅力の高千穂峡。
黒部峡谷や祖谷渓などと同じV字渓谷で、断崖と真名井の滝はダイナミックな景観です。
大地の歴史と渓谷美は、現地に赴いてこそ見られる絶景といえます。
多くの神話が残る場所のため、神々のパワーをもらいにいってくださいね。
古宇利大橋

出典:https://www.okinawastory.jp/spot/1321
住所:〒905-0406 沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利
沖縄県の古宇利島と名護市を結ぶ、全長1,960mの古宇利大橋。
2005年に開通したこの橋は、まっすぐのびた橋とエメラルドグリーンの海が楽しめる絶景スポットです。
通行料がかからないため、ドライビングコースに最適。
ただし、橋の上で車を停めるのは禁止のため、撮影場所には配慮しましょう。
稲佐山

出典:https://inasayama.info/
住所:〒852-8012 長崎県長崎市淵町407-6
長崎県にある稲佐山でとくにおすすめなのは、展望台からみる夜景です。
摩耶山・函館山と並び、日本三大夜景といわれています。
100万ドルではなく、1000万ドルの夜景として新三大夜景にも認定されました。
また、夜だけでなく、晴れた日には雲仙や五島列島まで眺められます。
日本の死ぬまでに行きたい場所4選|沖縄
最後は、沖縄の一生に一度は行ってほしいスポットを紹介します。
万座毛(まんざもう)

出典:https://www.vill.onna.okinawa.jp
住所:〒904-0411 沖縄県国頭郡恩納村恩納
沖縄の有名なリゾートエリア恩納村(おんなそん)は、断崖絶壁の景勝地で象の鼻に似ているとして名が知られています。
崖から見える海は非常に透明度が高く、圧倒的な自然の美しさを体験できるでしょう。
琉球王朝第13代国王の尚敬王が「万人が座れる広い毛(野原)」の意味を込めて名付けたとされます。
沖縄に訪れた際は、念を押して行ってほしいスポットです。
女瀬の崎(ウナジノサチ展望台)展望台

出典:https://www.okinawastory.jp/spot/600010496
住所:〒901-3402 沖縄県島尻郡座間味村座間味
女瀬の崎(ウナジノサチ展望台)展望台は、本島から40kmほど西に離れた島々・慶良間(けらま)諸島で、2番目に離れた座間味島(ざまみじま)にあります。
島の西端に位置しており、展望台から見える景色は日々の疲れを癒してくれること間違いなし!
フェリーで那覇から約1時間で到着するので、アクセスも良好です。
与那覇前浜ビーチ

出典:https://www.okinawastory.jp/spot/1089
住所:〒906-0305 沖縄県宮古島市下地字与那覇1199-1
沖縄の宮古島にある与那覇前浜ビーチは、東洋一の美しさと言われるほどの絶景スポットです。
浜辺は約7kmもあり、白くてきれいな砂浜とコバルトブルーの海が魅せてくれるコントラストは、息を呑むほかありません。
夏ではマリンスポーツも楽しめるため、死ぬまでに行きたい場所の第一候補でしょう。
夕日が見せる顔も必見ですので、ぜひ訪れてみませんか。