大切な人を亡くしたとき、その人が「本当に安らかに過ごせているのか」「今もどこかで見守ってくれているのだろうか」と考えるのは、ごく自然な感情です。
本記事では、亡くなった人が喜ぶことや悲しむこと、そばにいるサイン、さらには話しかけてもいいのかわかりやすく解説します。
亡くなった人が喜ぶことは?7つ紹介
亡くなった人を思い、私たちが気持ちを整理させるためには、思い出や供養を大切にすることが欠かせません。
以下では、そのための具体的な7つのポイントをお伝えします。
亡くなった人を振り返る
亡くなった人とのことや、過ごした日々を思い出すことが供養となります。
写真を見返したり、友人や家族と話したりすると、故人も喜んでくれることでしょう。
悼む気持ちをあたためることにも役立ちます。
元気にしておく
大切な人を亡くした辛さが拭えない人も多いかと思いますが、ゆっくりとでも前を向き、自分なりに元気で過ごすことが大切です。
無理に悲しみをなくす必要はありませんが、故人を想いながら乗り越えていくと、きっと故人も安心します。
少しずつ元気を取り戻すことで、故人への感謝の気持ちもより強く芽生えるでしょう。
しっかり供養する
お墓参りに行ったり、毎日仏壇に手を合わせたりなど、しっかり供養しましょう。
お線香をあげ、手を合わせて感謝や今日の出来事を伝えるのは供養の形として、とても大切です。
形式的に終わらせるのではなく、言葉にならなくても心を込めて供養すると、より気持ちがいいでしょう。
冥福を祈る
宗教や宗派に関わらず、亡くなった人の冥福を祈るのは大切です。
お経をあげたり、静かに手を合わせたりするのは、故人の供養だけでなく自分自身の心を落ち着かせる効果もあります。
祈りは決して難しいものではなく、純粋な想いを込めるだけで十分価値があります。
感謝や愛情の気持ちを伝える
生前に言えなかった言葉があれば、心の中や手紙で想いを伝えてみましょう。
声に出せなくとも亡くなった人は喜ぶでしょうし、自分なりに感謝の念を表すだけでも大きな心の整理になります。
「ありがとう」「大好きだった」といった言葉は、きっと故人にも届いています。
自分の気持ちをお墓や仏壇の前で出すことで、新たな一歩を踏み出せるでしょう。
遺品を大事に扱う
故人が残した形見を大切にしておくと、亡くなった人もきっと喜びます。
たとえ手放す必要がある場合でも、供養の気持ちを忘れずに整理すると後悔は少なくなるでしょう。
遺品を大切な想い出として扱うことが、故人を大切にするということになります。
亡くなった人がしたかったことをする
亡くなった人が生前にやりたがっていたことを代わりにしてみるのも、素敵かつ故人も喜んでくれます。
故人ができなかったことをすることも1つの供養ですし、新しいことが知れる機会でもあるので、前向きになれますよ。
「代わりにこんなことを始めたよ」と仏壇の前で報告してみると、不思議と背中を押される感覚が生まれます。
亡くなった人を悲しませることを4つ紹介
故人への感謝を持っていても、意図せずに亡くなった人を悲しませる行動をとることもあります。
次の4つの行為は、その代表例といえます。
亡くなった人を忘れる
亡くなった人をが悲しませることの大きな1つとして、遺族や友人から忘れられることです。
亡くなった事実を思い出すことが辛いのは当然であり、簡単なことではないかもしれません。
思い出すことで悲しみが増すこともありますが、遺族の心のためにも徐々に受け入れていく過程が大切です。
いつか穏やかに思い出せるようになったほうが、故人にも自身の心にも優しいでしょう。
家族で喧嘩する
遺産相続や法要の準備などで意見が合わず、家族同士がぶつかることも少なくありません。
しかし、残された者同士が争って雰囲気が悪化すると、故人を偲ぶ機会も少なくなります。
供養の機会が減った上、遺族が争っている様子を見て亡くなった人が喜ぶことはありません。
想い出を共有する時間が減り、故人への感謝の気持ちを伝えづらくなることは避けたいものです。
亡くなった人への悲しみから抜け出せていない
大切な人を亡くした時の悲しみは、言葉に表しようがありません。
非常に辛いことですが、長いあいだ深い悲しみに包まれていると、周囲も含め心配が募ります。
どうしても悲しみから抜け出せない場合は、友人の助けを借りたり、グリーフケアを受けたりするのも大切な選択肢です。
遺品を雑に扱う
亡くなった人の形見を粗末にすると、きっと悲しむことでしょう。
不要品の整理は必要ですが、故人への感謝や仏壇への事前報告をしてから処分するだけでも、心の負担も軽くなるでしょう。
大切に使われていた物ほど、供養の気持ちと共に扱ってあげると、悲しみもやわらぎますよ。
亡くなった人にがそばにいるサイン4選
亡くなった方が「近くにいる」と感じる瞬間は、ある種の心の支えになります。
ここでは、代表的な4つのサインをご紹介します。
亡くなった人が夢に出る
夢に亡くなった人がはっきり登場し、会話をするような経験をしたなら、それは故人がそばにいるサインです。
潜在意識や記憶の整理で故人の夢を見ている可能性もありますが、そばに来てくれたと考えると嬉しいですよね。
もしそばに来てくれたと感じたなら、仏壇に向かって「ありがとう」と伝えておきましょう。
怪異が起こる
ラップ現象や不自然に電気が点滅するなどが続くと、亡くなった人が「ここにいるよ」と伝えているのかもしれません。
これを怪異と捉えるよりも「見守ってくれているのかも」と考えてみると、心が軽くなるでしょう。
故人を思い出すきっかけとしても有意義です。


頻繫に亡くなった人を思い出す
ふとした瞬間に亡くなった人を思い出すのも、そばにいるサインです。
これは日常のなかで感覚が研ぎ澄まされ、心が求めているから起こります。
思い出すたびに懐かしさを感じるのであれば、故人がそばにいて心の中で生きている証拠といえるでしょう。
亡くなった人の気配がする
いつもとは違う匂いを感じたり、そばに人の気配を感じたりしたら、亡くなった人が近くにいるのかもしれません。
たとえ証明できなくとも、自分の気持ちが落ち着くのであれば、その感覚を否定する必要はありません。
「一緒にいてくれているかも」と思うことで心が安らぎ、前向きになれます。
亡くなった人に話しかけてはいけないって本当?
「亡くなった人に話しかけてはいけない」というのを聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?
一般的には、お墓や仏壇の前で故人に語りかける人は多く、いけないことではありせん。
むしろ、供養や心の整理として大切です。 ただし、人によっては「亡くなった人に話しかけると、その人が成仏できなくなる」と考える人もいます。
人それぞれに供養や成仏に対する考え方がありますので、自身の気持ちを優先することが大切です。
亡くなった人が喜ぶことをして、故人を安心させよう
亡くなった人が喜んで安らかに過ごせるよう、私たちにできることは数多くあります。
故人との思い出を大切に振り返り、感謝の気持ちを持って供養することがなによりも基本です。
時には、夢に出てきたり不思議なことが起こったりと、故人が近くにいるサインを感じることもあるかもしれません。
無理に忘れようとせず、かといって悲しみにとらわれすぎることもなく、バランスの取れた心持ちで故人を偲んでいくことが大切です。
ぜひ供養や思い出づくりを実践し、心穏やかな毎日を過ごしてください。