与謝野晶子のお墓はどこ？場所・住所・行き方を紹介

この記事で分かること

与謝野晶子のお墓はどこ？

所在地	都立多磨霊園
住所	東京都府中市多磨町4丁目628

与謝野晶子のお墓は、東京都府中市にある「多磨霊園」にあります。

多磨霊園は、都内最大級の霊園で、多くの著名人が眠る場所として知られています。

与謝野晶子はもともと夫である与謝野鉄幹と共に埋葬され、夫婦の墓として静かに眠っていました。

現在も、多くのファンが彼女を偲んで訪れる「聖地」となっており、墓石には彼女が愛した短歌が刻まれています。

与謝野晶子は、明治から昭和にかけて活躍した日本を代表する女性歌人です。

大胆で情熱的な恋愛詩や、女性の生き方を描いた作品で、当時の文学界に新風を吹き込みました。

代表作には「みだれ髪」や「君死にたまふことなかれ」などがあり、その詩の中で表現される美しさと力強さは、多くの人々を魅了してきました。

彼女の作品は今でも日本文学の中で高く評価されており、詩に込められた情熱は現代にまで伝わっています。

与謝野晶子は1942年5月29日、東京都杉並区の自宅で63歳で亡くなりました。

晩年は健康を崩し、脳出血や尿毒症の合併症により療養生活を送りましたが、最期まで文学活動への情熱を失うことはありませんでした。

彼女の死に際して、多くのファンや文学関係者が深い悲しみに包まれたと言われています。

晶子の葬儀は青山斎場で行われ、多くの親族や文学関係者が参列しました。

堀口大學が挽歌を捧げ、高村光太郎が弔辞を読み上げたと言われています。

彼女の戒名は「白桜院鳳翔晶燿大姉」。

現在も、命日に合わせた「白桜忌」が執り行われています。