日本のフリーアナウンサー・総合司会・タレント・実業家などマルチに活動していたみのもんたさん。
ニュース番組やバラエティなどあらゆる番組の司会進行を務め、彼を見ない日はないほどの人気司会者です。
長年、国民の顔としてあらゆる番組に出演し続けた彼は、自身の過去や経験などから数々の名言や格言を残しています。
この記事では、みのもんたさんの名言・格言を紹介します。
みのもんたの名言・格言20選
57年という半世紀以上も芸能界で活躍し続けていたみのもんたさん。
「一週間で最も長時間テレビの生放送に出演する司会者」としてギネス・ワールド・レコーズに認定されるほど、毎日のようにお茶の間に声を届け続けてくれていました。
歯に衣着せぬ発言で圧倒的な支持を集めていたみのもんたさんの数々の言葉の中でも、人生に役立つ珠玉の名言や格言を厳選して紹介します。
楽しいから働く、僕が働く理由はそれだけ
毎日忙しく仕事をこなす、みのもんたさん。
そんな彼の原動力は、楽しいという非常にシンプルな理由だそうです。
何事も心から楽しめれば、自然に継続できるものかもしれませんね。
山は登り、谷は乗り越え、落とし穴に落ちてもはい上がれ
人生は山あり谷ありという言葉があるように、人間だれしもが良い時も悪い時もあるものです。
しかし、彼はそんな人生の浮き沈みも諦めずに前を向くことが大切だということを教えてくれています。
たとえ、人生のどん底だとしても、はい上がれるよう努力することで新しい境地へ進めるでしょう。
言葉が人生を作る
巧みな言葉選びや話術で多くの人を魅了し続けてきた彼だからこそ説得力のある名言です。
自身の人生を嘆いても何も変わりません。
自分がどうなりたいか言葉に出して実行していくことで、己の人生を作っていけるでしょう。
人生に疲れたと思うのか充実した人生だと思うかは考え方次第
みのもんたさんの著書「義理と人情―僕はなぜ働くのか」で、語った名言です。
疲れた・忙しいと愚痴っていると、本当に疲弊してくるもの。
反対に充実している、忙しくないと言うようにしていれば、動ける活力が不思議とみなぎってくるものです。
純粋な喜びとは損得勘定を抜きにした心意気
心からの充実や喜びを感じるためには、自己利益を考えず他人のために行動することだと伝えています。
親が子どもに対して無償の愛を注ぐことに損得勘定はありません。
相手の成長や喜ぶ顔を見ることで得られる充実感や喜びは、損得勘定を抜きにしていないと得られないものです。
人生は有限だ
人生は有限だという名言は、彼の著書「終活なんか、するもんか」で綴られている言葉です。
悔いのない人生を送るためには、自分の言いたいことを言葉にすることが大切だと語っています。
人生は有限だからこそ、今という瞬間を大切にし、無駄に過ごさないように努めるようにしましょう。
歳を重ねるという事は、人間的に劣っているわけではない。人間として円熟してきたという事
歳を重ねていくと、身体的な変化や体力の衰えを感じることもあるでしょう。
しかし、歳を重ねることはむしろ人間的に円熟してくるポジティブなことであると教えてくれています。
年齢を重ねるごとに経験や知識が増えるため、何事にも落ち着いて対処できるでしょう。
また、あらゆる経験の中で精神的・感情的な深みが増し、他人に対しても寛容で思いやりを持つことができるのです。
本当に仕事のできる人は上下関係なんて気にしない
職場では当たり前にある部下と上司の関係。
しかし、本当に仕事ができる人は役職やキャリアなどで、相手の力量を測ることはありません。
たとえ部下であっても自分より優れていることを評価できる人こそが、本当に仕事ができる人なのです。
お金の扱い方にその人の品性が表れる
お金はあくまでも何かを手に入れるためのツールでしかありません。
そんな、お金をどのように稼いでどのように使うのかは、その人の性格によって変わってくるものです。
お金を大切に倹約する人もいれば、得た金額を全て浪費に費やす人もおり、お金の扱い方にはその人の品性が色濃く反映されています。
どのようにお金を扱うのかによって、相手の人となりや品性を感じ取れるでしょう。
本気になれば人気は後からついてきます
本気で物事に取り組み努力を積み重ねていけば、結果がついてくることを気づかせてくれる言葉です。
周りからの評価や支持は、真剣に取り組む姿勢から自然についてくるもの。
スタート時点で評価されないからと諦めずに、本気で取り組むことが大切であることを教えてくれています。
義理を欠いたまま人間は生きてはいけない
古くから日本で重視されてきた「義理」。
義理とは人として守るべき道筋のことで、これを欠いたままでは良好な人間関係を築けないことを伝えています。
他者との約束を守る、挨拶やお礼をきちんと行うなど義理を通した行動の積み重ねが、信頼や信用を築いていくのです。
挨拶が全ての基本
他者との信頼関係や人間関係を築く上で何より大切なのは「挨拶」であると語っています。
誰に対してもどんな場面でも、挨拶をきちんとする人はそれだけで印象が良くなるものです。
職場や学校などで人間関係に悩んでいる人も、まずは挨拶することから始めてみましょう。
自分の人生を監督するのは自分自身
自分の人生を送れるのは自分だけなのと同じように、自分の人生を監督するのも自分自身にしかできません。
楽しい人生にするのも、辛い人生にするのも、全ては自分次第です。
自分が思い描いたビジョンを大切に、自分だけの人生を楽しみましょう。
今日出会った人が人生の最後に出会う人かもしれない。70歳を過ぎると、この言葉はさらに重く感じる
「一期一会」という四文字熟語があるように、一つ一つの出会いを大切にすべきことを教えてくれています。
「今度会った時に伝えよう」と思っていても、明日以降必ず会えるとは限りません。
誰に対しても人生最後の出会いかもしれないと考え、その瞬間を大切にしましょう。
誰かが自分のことを好きか嫌いか、こちらが悩んだところで全く意味がない
相手が自分をどう思っているかを悩んだからといって、相手の評価が変わるわけではありません。
周りの評価を気にして行動していると、自分らしさを失ってしまう可能性もあるでしょう。
他人の評価に左右されず、自分らしい行動をすることが大切であることに気づかせてくれる名言です。
全ての悲しみを癒すのは時薬
時薬とは、時間が悲しみや苦しみを癒してくれるという考え方です。
悲しみのどん底にいる時は、何も考えられないかもしれません。
しかし、時間の経過とともに心の負担や苦しみが癒され、前へ進む意欲が湧くでしょう。
深い悲しみに胸が押しつぶされそうな出来事も、時間が経てば気持ちが落ち着きますよ。
イライラせずに理性を保つコツ。それは「ちょっとした無理」を楽しむ事
誰しもが上手くいかない時にイライラしたり、投げ出したくなったりするものです。
しかし、ちょっとした無理を「自分の限界に挑戦しよう!」「成長のチャンス」などと楽しめると、イライラすることなく物事に取り組めます。
少ししんどいと感じる事も、楽しむことで余計なストレスを感じずに済みますよ。
お金は使わなければ、その価値を生み出しません
お金はあくまでも物事の対価に支払うアイテムにすぎません。
いくらお金を持っていても使わなければ、真価を発揮できず本末転倒でしょう。
お金を得た先に何をしたいかを明確にした上で、有意義にお金を使うことが大切ですよ。
妻はずっと僕を支え続けてくれた人生の同志
この言葉は、先に天国へと旅立った妻のことを語った際に発したものです。
多忙の中、深夜に帰宅するみのもんたさんをいつでも出迎え、支えてくれた妻への感謝や愛情がつまっています。
自身の人生を謳歌するみのもんたさんを陰ながらサポートし、共に歩んでくれた妻はまさに人生の同志といえるでしょう。
仕事が楽しいと思える事の前提として、人との関係が楽しくなければ始まらない
職場の環境や人間関係は仕事のモチベーションや質を維持する上で、非常に重要な役割を持っています。
自分にとって天職だとしても、人間関係にトラブルを抱えていては純粋に楽しめません。
また、反対に苦手な業務も良好な人間関係を築けていれば、励まし合いながら楽しくこなせるでしょう。
仕事を楽しむためには、まずは周りと良好な関係を築くことが大切なのです。
最前線で活躍し続けてきたみのもんたの名言・格言を人生に活かそう!
芸能界という荒波の中、最前線で活躍し続けてきたみのもんたさん。
彼の名言や格言は自身が培ってきた経験や実績に裏打ちされた、多くの人の心に響くものばかり。
私たちの生活にも大いに活かせるものばかりなので、日々の行動や考え方にみのもんたさんの名言や格言を取り入れてみてはいかがでしょうか。
限られた人生を自分らしく生きることを教えてくれたみのもんたさんの言葉を胸に、充実した人生を送りましょう。